カフェインを飲みすぎると貧血になる?

コーヒーなどのカフェインが含まれている物を飲みすぎると、貧血になる可能性があります。カフェインにはポリフェノールの1種である、タンニンという成分が含まれていて、タンニンには鉄分の吸収を抑える働きがあります。タンニンはコーヒー以外にも、お茶や栄養ドリンクなどのカフェインを含む飲み物にも入っています。体内の鉄分とカフェインが合わさるとタンニン鉄となり、腸内で鉄分が吸収しにくくなってしまいます。カフェインに含まれるタンニンが影響して、鉄分が吸収しにくくなることで、結果的に体内の鉄分が不足して貧血になることがあります。

タンニンは体内の鉄分を吸収しにくくするので、鉄分を含む食べ物と一緒にタンニンを摂取すると鉄分が十分に吸収できません。鉄分を多く含む食べ物として有名な、ひじきやほうれん草やレバーなどの食べ物と一緒に、コーヒーなどのタンニンが含まれた飲料を飲むと鉄分が吸収できません。また食事中だけでなく食前や食後に関しても、タンニンの摂取は控えておくことが重要です。食前30分前からはカフェインの含まれる飲料を控え、食後は鉄分が吸収されるまでの、食後1時間程度はカフェインの含まれた飲料を控える必要があります。

コーヒーには250mg程度、ほうじ茶には40mg程度、紅茶には100mg程度のタンニンが含まれています。他にも玄米茶や抹茶などにも含まれていて、お茶以外にもワインやビールなどにも含まれている場合があります。適度な間隔で適度な量を飲んでいるだけでは、すぐに貧血になることはないので神経質になる必要はありません。しかし一度に大量のカフェインを摂取した場合や、日常的に大量に摂取している場合には、鉄分が吸収しにくくなって貧血になる可能性があるので、注意が必要です。特に食事や鉄剤などでの鉄分の摂取の前後には、コーヒーや紅茶や緑茶などを控えなければ、摂取した鉄分が吸収されにくいので、気を付ける必要があります。